正しい姿勢とは
姿勢について
一般的に1日の生活を振り返ってみると、起きている間は「座っている」か「立っている」時間が大半を占めています。会社員の方々でしたらパソコンの前で「座っている」時間が圧倒的に長く、体を動かすお仕事や販売、自営業、教師や講師のお仕事をされている方々は「立っている」時間が圧倒的に長く、主婦の方々でしたら一日家事をなされるので「座っている」時間と「立っている」時間が交互にあると思います。
ではこの「座っている」時、あるいは「立っている」時、どんな姿勢でいらっしゃいますか?
パソコンを使われる方々は(A)のような姿勢、普通に座っているときも(B)のような姿勢をしてしまいがちです。
それに加えて「足を組んで座る」のが楽でついつい足を組んでしまいがちです。
立っているときはどうでしょうか?
右図のように背中が丸めたり、どちらかの足に重心をかけたり、女性に多いですが足を「八の時」にして立ったり自分では気がつかないけれども、ついつい「楽な立ち方」をしてしまいます。
またご自宅でイスを使わず生活されている方々のなかで
- 横座り
- 体育座りをよくする。
- ぺったんこ座り(トンビ座り)
が楽で良くされる方々もたくさんいらっしゃると思います。
これらご自身で「楽だから」と思っている日常生活の姿勢にあらゆる痛み、ゆがみを生み出す原因が潜んでいるのです!!
姿勢と痛みの関係
ではこのような姿勢がどれだけの負担を体にかけているか説明しましょう。 まず座り姿勢です。
(A)はパソコン姿勢で、(B)は普通に座っている姿勢です。

それでは質問です!!
質問1 これらの姿勢で青い丸の筋肉(肩の部分)が支えているものは何だと思われますか?
正解は頭です。
質問2 では頭の重さは何キロでしょうか?
正解は5kgです!!同じ重さのモノとしてはボウリングの玉、大玉のスイカなどなどです。
質問3 5kgのスイカをずーーと支えているこの姿勢を続けたら青い丸の部分の筋肉はどうなるでしょう?
正解は筋肉が固くなって、コリます。そして痛くなったり不快感を感じるようになります。
では次に腰を見てみましょう。
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| 姿勢を正してまっすぐ立って体重と同じ | 前かがみで立って(猫背の姿勢)体重の約1.5倍 | 前かがみで座ると(パソコン姿勢)体重の約1.85倍 |
腰の部分(赤い丸の部分)、丸くなってますね。腰は人間が4本足の動物から2本足の人間になったため特に負担がかかりやすくなった部位でもあります。
ではどのくらいの負担がかかるのでしょうか?
整理すると肩、首には5kgの負担、腰には体重以上の負担、日常生活の中で、知らず知らずのうちにこんなに負担がかかっているのです。
それではその結果、どうなるのでしょうか?
スイカ一個を1時間ぶら下げて持ち続けたら腕がパンパンに張って痛くなります。同じように前かがみの姿勢を続けると、首、肩の筋肉が張って固くなります。 これが肩こりです。
同様に人体の筋肉の中でも比較的重たいものを支えることの出来る腰の筋肉ではありますが、体重60キロの方がパソコンを一日10時間使ったとしても、その10時間の間、90キロのおもりを腰が支え続けたことになります。そうなれば筋肉は固くなり、関節も固くなってしまい、腰痛やギックリ腰、坐骨神経痛の原因になります。またそのままほっておけば、関節は丸くなったまま固くなり、骨と骨を支える椎間板の前がつぶれ、「椎間板ヘルニア」の原因を作ってしまいます。
正しい姿勢の取り方
立つときは左図のように、かかと、ふくらはぎ、お尻、肩甲骨、後ろ頭が一直線になれば、頭の重さが首、肩に負担をかけにくくなります。
座るとき、意識的に正しく座ろうとすると、腰を反らし過ぎて却って腰に負担をかけてしまいます。図のように膝の下をいすの下で組んで座ってみましょう。 このように座ると腰が軽く伸び、前かがみの姿勢のとりにくい、正しい姿勢をとりやすくなります。
正しい姿勢をとろうとしても、野球選手がバッティングフォームを変えるくらい、難しい事です。
当院では一人一人の姿勢のクセを見つけだし、「姿勢のトレーニング」も行っております。 姿勢が悪いと思っている方々、お気軽に御相談下さい。




